2011/10/03

レオン東方100Km

■もったいない!
 昨日とは打って変わって朝は冷え込み、朝9時ころまでは気温10℃を下回るくらいでした。空気が乾燥しているせいか、日向と日陰では体感温度がだいぶ異なってきます。山間部を走りぬけ、巡礼路に程近いN12でブルゴスを目指します。中世に建てられた教会や、ローマ時代から残る建築物、スタンプ収集のために寄り道しながら昼過ぎにブルゴスに到着します。ブルゴスは迂回してレオンへ向かいます。後で知りましたが、ブルゴスはなかなか観光スポットがあったようでもったいないことをしました。ブルゴスからはN120に乗り換えてレオンを目指します。N120は若干巡礼路から離れるルートですが、それでも古い教会や城がある小さな街が迎えてくれます。
写真=ホタテが食べたい

■フライドポテト回避ならず
 スペインでは14時過ぎから昼食が始まるらしく、時間を見計らって道路沿いのレストランにて昼食です。スペイン語はまったく勉強していなかったので、ひとまず本日の定食を注文します。が、定食といっても前菜、メイン、デザートをそれぞれ5種類くらいの中から選べる方式になっており、スペイン語メニューを差し出されて逃げ道を失いました。FriteやPotetoなどフライドポテトを連想させる文字を排除しながら適当に注文。前菜は日本でもおなじみのツナサラダです。ドレッシングらしきものがかかっていますが、オリーブオイルか酢を好みでふりかけていただくのがスペイン式だそうです。ためしにオリーブオイルをかけてみますが、なかなか良いものです。続くメインは子牛のタン煮にフライドポテト添えです。くー、こやつらと出会わない方法はないものか! ポテト回避の方法を見つけねばなるまい。決意を固めながら牛タンをほおばるのでした。食後のプリンとエスプレッソをいただいて10ユーロならばなかなかお得なランチといえるのではないでしょうか。
写真=タンは焼いたほうがいいと思う

■巡礼宿
 食事を済ませて巡礼者手帳に書かれた街carrion de los condesを目指します。到着してスタンプがおいてありそうな教会に行くと、ここは宿泊施設を兼ねているということでした。12人ドミでなんと5ユーロです。ちなみに個室なら21ユーロです。いいところ見つけたなとほくほくして転がり込みます。足のマメを気にしている徒歩巡礼者や、Tシャツを洗っているチャリ巡礼者などが集まっています。彼らに比べるとバイクは楽しているように感じられて勝手に肩身が狭くなるのでした。夜は静かで巡礼宿もいいものです。
写真=朝6時から鐘を鳴らしまくる教会

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