2011/07/29

ウルシャ

■ウルシャに到着
相変わらずチタへの道は続きます。気温は20℃くらいで夏本番にしては涼しく、夏装備では少々寒いくらいです。途中カフェ*に立ち寄り、時々ロシア人と立ち話をするほかは景色を眺めながらひた走ります。14時くらいから宿を探しながら走りますが、幹線沿いのモーテルはあいにく満室。450Km は走ったでしょうか、探しているうちにウルシャまで着いてしまいました。ウルシャはそれほど大きくない街で、なんとも不景気な雰囲気が漂っています。ホテルがないかそのあたりの人に聞くと「この街にホテルはないよ」と仰せになる。目元が怪しく、酔っ払っているようでした。まだ6時なのにこいつらときたら…。

■子供に注意
素面のおじいさんに聞くとどうやら宿はあるらしい。探していると少年たちが近づいてきて、宿まで案内してくれました。ホテルというよりもアパートのようなところで、看板すらありません。宿泊はできそうなので腰を落ち着けようとすると、先ほどの少年2人が「案内料をよこせ」としつこくねだってきます。このところロシア人たちの親切っぷりに助けられてきたのですが、ビジネスの関係を要求されたことは初めてでした。ウルシャに宿泊するひとは子供にご注意を。

*日本でいうところの定食屋。ロシアでレストランというと、白いテーブルクロスを敷いた高級店を指します。カフェより下のグレードもあります。

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