2011/09/13

湖畔のペンション、再び

 破格の宿代に後ろ髪を引かれながらもグダンスクを出発します。目指すはドイツ国境に程近い、重要港を擁する海運都市シュテッチン。シュテッチンまでは6号線でまっすぐいけますが、走って面白い道ではなさそうでしたので県道クラスの道を乗り継いでいくことにしました。ポーランドは道の程度もよく、標識がとても親切なのでこのような余裕ができます。

 ガソリンスタンド併設のバールにて昼食を済ませて、走り出す。走って食べて、また走るというリズムがとっても懐かしいです。田舎道を60Km/h程度でゆっくり走っていたら燃費が35Km/Lとこの旅で最高値をたたき出しました。さすが250cc。

 今日は走るだけ走ってシュテッチンまで40Kmまで近づきました。地図を見ると大小さまざまな湖があるようでした。以前のペンション宿泊が楽しかったのでペンションを探してみます。ひとまず湖ちかくに行ってみると、「宿あり」の看板が見えてきます。本当にポーランドは親切設計です。立ち寄ってみると湖に面しています、というだけで無個性なホテルでした。55PLとさほど高くもないのでここに宿をとることにします。湖に向かってルアーを投げてみましたが反応はありません。夕日鑑賞に切り替えてこの日は静かに幕を下ろすのでした。

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