2011/07/28

シマノヴォスク

■シベリアの眺め
次なる目標のチタまでは1,600Kmの道のりです。STくんの足では一日に400Kmがいいところなので、あと4日はかかることでしょう。それだけの時間なので景色が単調だったらどうしよう、と不安でしたがアムール道路はさほど飽きることがありません。遠くに山脈の稜線が見えるかと思えば、湿地が広がるすがすがしい場所に出くわすこともあります。日本では決して見ることのかなわない地平線がここにはあります。

■シマノヴォスク宿泊
 シマノヴォスクは工業で栄えた街だそうですが、地図を見てなんとなく宿がありそうだったので今日は早めに宿を探します。ここの宿は750ルーブル。地方都市はえらく安いです。ここで日本人一行と遭遇。シベリア抑留のため大陸で亡くなった方々の遺骨を発掘しているそうです。彼らの存在は知っていましたが、実際に会うのは初めてです。すごく立派なことです。なんだか申し訳ないくらいです。彼らの通訳さん:「あ、宇宙センターがこの街に移設されたからそれを見に来たんですね!」
いやー、本当にすみません。

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