2011/08/29

エストニアに入国

■越境
 とうとうロシアともお別れです。朝からボルシチとブリュヌイを食べ、後ろ髪を引かれながらも国境へ向かいます。出国手続きは面倒なんだろうな、と思ったら以外にもすんなりいきました。エストニア側の入国手続きはパスポートチェックだけで通ることができます。ルーペを持ち出したり光を当てたり念入りにパスポートのチェックを受けます。日本国籍の陸路入国は珍しいのでしょうか。または日本パスポートの偽造が多かったりして。10分ほどしてOKをもらいます。ついにEU圏内に到着です。エストニア側では英語がほとんど通じます。これはうれしいぞ。


■ラヘマー国立公園
 手続きも終わったのでエストニア国境の街・ナルヴァを越えてラヘマー国立公園に向かいます。エストニアの首都・タリンから50Kmほど西に位置する自然が豊かで希少な生態系が残っている場所だそうです。その中のヴスという街に安宿があるようなのでそこを目指します。エストニアに入って雨が降り出し、おまけに気温もぐっと下がって15℃くらいで夏装備では寒いです。3時間ほど走って到着。

 ここヴスは「地球の歩き方」にて国立公園内にある街の中で規模が一番大きいと書かれていましたが、季節はずれの避暑地のような閑静な場所です。それでもホステルが3件ほどあり、カフェやスーパー、郵便局が営業しているので静かに過ごすには申し分ない環境です。19時ころ到着して林の中にあるホステルに宿泊します。一泊15ユーロ*なのでさほど高くはありませんが、エストニアの相場からいえば安いわけでもないようです。近くを流れる川のせせらぎに癒される快適なロケーションです。しかもwifiが使用できるというすばらしさです。ロシアではこんな片田舎でwifiが使えるところは珍しかったのでこれはうれしい誤算でした。

 到着したころは晴天だったのが23時ころになると雨が降り出してきました。海が近いせいか、天候が変わりやすいようです。せっかく海岸まで徒歩5分の好立地ですが散策はあきらめて寝ることにしました。

*連泊すれば13ユーロになりました。個室でこの値段はいいね!

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