■2度目のオイル交換
チュメンでオイルを探すがなかなか見つからない。あきらめてエカテリンブルグに向かうことにする。道すがらの街でカーショップがあったのでダメ元で聞いてみたところ、近くの店で扱っているらしい。親切にも案内してくれた先にはバイク用のオイルは3種類を取り揃えていました。以前交換したものと同じものはなく、メーカー指定のオイル10W-40(MA)と適合するものは1Lしかないという。だが、2L在庫があるのは5W-40(MB)のみ。前回交換してから4,000Km走っていることも考えてちょっと迷いましたが交換することにしました。
このショップのおじさんは「俺はメカニックだ! この表示はアメリカの基準で君が持っているカストロールオイルと同じ種類でな…(省略)」と大真面目な顔で解説してくれます。「そしてこのMBという表記はメルセデスベンツという意味だ!」と聞いた瞬間にとっても胡散臭くなりました。おじさんの中ではJASOとは、そしてMAとは何を意味するのでしょうか。
かくいう僕もバイクについてそれほど詳しいわけでもないので、神妙な顔つきで2Lを買い求めます。満足したのか作業用の軍手をプレゼントしてくれました。このショップを案内してくれたカーショップでオイル交換をお願いします。ところがこれが間違いでした。ここのメカニックはなんとも頼りないものです。レンチをオイルの中に落としたり(廃油受けがとっても汚い)、ドレンボルトを指摘するまで外さなかったり、挙句の果てには外さなくてもいいボルトを勝手に外してオイルをこぼしたり…。オイルをふき取ることもせず、実に危なっかしいことこの上ありません。次回からは目を離さないよう気をつけねばなりません。オイルの種類が心配なので次は早めに、ちゃんとしたところで交換することとしましょう。
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