■ニーナとお別れ
家庭料理でもてなしてくれたニーナとも今日でさようならです。バター、チーズ、ハム、ソーセージ、ジャガイモとキノコの炒め物と目玉焼きなどなどテーブルいっぱいに朝食を用意してくれます。感激とともに遠慮なくいただきます。食後にハチミツ*とブレンドティー(セイロンとミント)をいただいていると、さらにチョコやらスティック状のお菓子やら果物やらすすめてくれます。さらにリンゴを袋いっぱいに持たせてくれて、その上わざわざジャガイモをゆでてこれも袋いっぱいに持たせてくれます。お菓子やジャムもつけてくれて申し訳なくなるほどです。別れ際にニーナはちょっと涙ぐんで送り出してくれました。言葉が通じないにもかかわらず、暖かくもてなしてくれたニーナに出会えたのは幸運でした。
*便宜上ハチミツといいましたがハチミツ特有の香りはあまりなく、代わりにミントの香りがほのかにするものです。ハチミツは苦手なのですが、これならいくらでも食べられます。ちなみに、ハチミツはお茶に溶かさずにそのままいただきます。ハチミツ、お茶と交互にいただくとあら不思議。ジャムも同様に食すのだそうな。
■ロシア最後の観光
サンクトペテルブルグに到着。中心地に入るなり立派な建物群がお出迎えしてくれます。モスクワを含めてこれまでのロシアと雰囲気がちょっと違うぞ。ここにはいつもの通り2泊します。モスクワで宿泊したような中庭ありの宿が見つかったものの、1,600ルーブルとすこぶる高い。周辺を散策しますが同条件の宿や有人の駐車場はないようです。ケチってレッカー移動や盗難でもされたらえらいことですので思い切ってここに宿泊します。ひとまず1泊してネットで安めの宿を探すことにしました。モスクワのホステルがラッキーだっただけかもしれません。
■夕時がきれい
サンクトは見所満載で、余すところなく見物するなら1週間は必要でしょう。初日はチェックインが16時ころだったのでニーナにいただいたゆでじゃがとリンゴ、洋ナシなどベジタリアン顔負けの夕食をとってから市内の散策に出かけます。
市内には3本の川が流れており、あちらこちらに大小さまざまな橋がかかっています。観光客をのせた船が行き交い、夕日をうけて水面がきらきら輝いています。21時~22時ころの夕時はすばらしいです。夕時をテーマにしたポストカードが売られているのも納得です。22:30ころに宿に戻ります。翌日はショッキングなことがあったので、ほぼこれがサンクト観光なのでした。
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